直ぐに思い浮かべる情景がある。
世界のサッカー大国と呼ばれるブラジルだ。
黄色のユニフォームと、独特のリズムで奏でられる(そう、奏でる)ボールタッチのリズム。
いつからか、(日本の海外サッカー情報誌だけかもしれないけど)ブラジル代表を称して
カナリア軍団。
いい響きだ。
実物のカナリアなんて見た事も無いし、実際カナリアがどんな姿格好をしているのかすら分からないけど、子供心に、色鮮やかで、陽気な、そんな姿を想像する。
世界最強と言われるブラジル代表のことだから、どのような形容詞を持ってしても表しきれない。だけど、この言葉を聞くと、自然と、サンバのリズムに合わせて、満面の笑みを浮かべながらボールと戯れる姿が思い浮かぶ。
簡単に言えば、「腹の底から楽しんでいる」感が伝わってくる。
お金なんて無くたって、ボール一つさえあれば幸せ。
仕事も学校も忘れて、一つのボールを汗だくになって追いかける。
社会的に決して豊かとは言えないブラジルが、サッカーにおいてはこれほどの超大国だと言う事実を不思議に思ったりしたものだ。
または、スペイン。
6月に行われたW杯では、ついに念願の初優勝を飾ったが、スペインもまた、経済的にはそれほど裕福ではない国だ。だが、近年、国内プロリーグを始め、目覚ましい進化と成長を見せている。また、長い間「代表では結果を出せない」と言われ続けてきたが、前回のヨーロッパ選手権優勝も果たし、今や飛ぶ鳥も落とさん勢いである。
大前研一が翻訳した、Drive - The Surprising Truth About What Motivates Us -(邦題は「モチベーション3.0)」)を読んで、何かしらヒントとなるようなことが書いてあった気がした。曰く、モチベーションを保ち続け、高いパフォーマンスを出す為には、以下の3つが重要とのこと。
自律性:自発的な行動。時間を忘れるほどに没頭できる(=フロー)ことをやること。
マスタリー(熟練):どのような事に於いても、完璧には出来ない。しかし、常にマスタリーを目指して努力をすること。
目的:金銭的な目的や、一時的な欲求による目的によるモチベーションは良くない。なぜなら、それが達成されてしまえばモチベーションが下がってしまうからだ。
私は、ブラジルに行った事もあるし、スペインにも行った事がある。ブラジルのストリートで、スペインのコンクリートで出来た屋外フットサルコートで、それぞれ1ヶ月程度現地の人とサッカーに明け暮れるという日々を送った事がある。
その中で、一番強く感じた点は、まさに、上の3つなのであった。この3つを忘れるという事は、歌を忘れたカナリアのようなものなのだ。
簡単に言えば、「腹の底から楽しんでいる」感が伝わってくる。
お金なんて無くたって、ボール一つさえあれば幸せ。
仕事も学校も忘れて、一つのボールを汗だくになって追いかける。
社会的に決して豊かとは言えないブラジルが、サッカーにおいてはこれほどの超大国だと言う事実を不思議に思ったりしたものだ。
または、スペイン。
6月に行われたW杯では、ついに念願の初優勝を飾ったが、スペインもまた、経済的にはそれほど裕福ではない国だ。だが、近年、国内プロリーグを始め、目覚ましい進化と成長を見せている。また、長い間「代表では結果を出せない」と言われ続けてきたが、前回のヨーロッパ選手権優勝も果たし、今や飛ぶ鳥も落とさん勢いである。
大前研一が翻訳した、Drive - The Surprising Truth About What Motivates Us -(邦題は「モチベーション3.0)」)を読んで、何かしらヒントとなるようなことが書いてあった気がした。曰く、モチベーションを保ち続け、高いパフォーマンスを出す為には、以下の3つが重要とのこと。
自律性:自発的な行動。時間を忘れるほどに没頭できる(=フロー)ことをやること。
マスタリー(熟練):どのような事に於いても、完璧には出来ない。しかし、常にマスタリーを目指して努力をすること。
目的:金銭的な目的や、一時的な欲求による目的によるモチベーションは良くない。なぜなら、それが達成されてしまえばモチベーションが下がってしまうからだ。
私は、ブラジルに行った事もあるし、スペインにも行った事がある。ブラジルのストリートで、スペインのコンクリートで出来た屋外フットサルコートで、それぞれ1ヶ月程度現地の人とサッカーに明け暮れるという日々を送った事がある。
その中で、一番強く感じた点は、まさに、上の3つなのであった。この3つを忘れるという事は、歌を忘れたカナリアのようなものなのだ。