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Sunday, March 18, 2012

Change Lives. Change Organizations. Change the World

洋の東西を問わず、若くて、野心に溢れた若者にとって
「世界を変える」という言葉は特に魅力的です。

この話、若者に限った話ではなく、
色々な体験を通して「世界が変わる」体験をした人は老若男女問わず
いると思います。人間という生き物は、どこかでこの「世界」が「変わる」
ことを潜在的に欲しているとも言えるのではないでしょうか。

かくいう自分もその1人です。
2年前、「世界を変える」という言葉に惹かれて
仕事をしながら社会人大学院で修士課程プログラムを取得することにしました。
2年間、仕事が終わってから通う大学院、土日休みもなく、
必死に勉強し、晴れて、この3月、卒業を迎えることとなりました。

自分は、「世界を変える」ことが出来たのでしょうか?
まず、そもそも「世界を変える」って何なのでしょうか?

考えた結果、「世界を変える」には3つの段階があるのだと思いました。

1つ目には、「自分の世界観が変わる」ということ。
これは多くの人が経験していることでしょう。
身近な例で言えば、
「スゴイ人や本に出会って、考え方や世の中のものの見方が180度変わった」
といった経験はそれにあたると思います。

2つ目は、「人の世界観を変える」ということです。
これも少なくない数の人が経験しているかもしれません。
例えば、自分は大学時代に出会った友人や先輩たちに
「世界観が変わる」経験をさせてもらいました。
日本だけではなく世界の様々な人たち、色々な生き方、

人間関係など、かけがえのない経験ばかりでした。

最後の3つ目は、物理的に「世界を変える」ことです。
例えば、アップル社の作る製品のように革命的なモノをつくって、世界を変えてしまうこと。
例えば、今まで誰も到達できなかった宇宙のどこかへ行ってくること。
例えば、新しい概念をもった会社を作りだすこと。
将来の歴史の教科書に載ってしまうような、そんな出来事をやってのけること。

----

大学院でのの収穫は、「自分を変える」ことが出来たのは勿論ですが、
「他人を変える」「世界を変える」ことが出来る人たちに出会えたことでした。
彼らのやり方を間近で見ながら、遠くない将来に向けて、
「自分だったらこうする」といった風に考えを纏めることが出来たのは
有益でした。
 

Saturday, March 10, 2012

Commencement

社会人学生として通っていた大学院修士課程の卒業が決まりました。
この2年間、支え続けてくれた皆様に感謝します。

「卒業」という二文字は「終わり」ではないと思います。
「卒業」は、「始まり」だと思っています。

卒業することも大事ですが、卒業した後どうするのか、というのも
同等以上に重要です。

・・・ということを自分に言い聞かせています。

少しの間喜びに浸りながら。

今後ともよろしくおねがいいたします。

Sunday, February 19, 2012

What is System Design and Management?

In few more weeks, I will be able to graduate (hopefully) the master program from
"System Design and Management" faculty. I have another presentation and
the submission of master dissertation at the end of month, which I currently spend
most of my time to. My boss who is anti-schooling stance to me continuously gives me
a kind of cold look that I am not fully engaging into work. I am trying each and every day 
for two years without rest, and have been in exhaust in various ways; that proves, my boss
may be right and my mal-being.

Not once had I asked what the graduate program is about, I found it hard to describe.
It is based on engineering obviously, it deals with "system" defined in broader terms as
it sounds, and it teaches management disciplines. So where the differences to MBA or MOT, or
maybe other engineering schools reside? 

I believe the program is unique in a way it blends the great engineering lessons passed on from a 
generation to generation in the Japanese industrial world, with more entrepreneurial studies such as "design thinking" and management/organizational studies of which they may belong to other academical domains. What I understood from them, is that all of these attempts is about "problem solving". The idea is not restricted to business but for us, humans. Therefore it is different from MBA. The faculty actually is more engineer-oriented and love to create something instead of just discussing about big ideas. However, it is also true that the faculty is more focused on impacting the real world, which in turn contradicts my previous statement. Yet it is true that people here are very business and/or impact/result oriented, and it actually is one of the key questions at every class. "How does your idea impact to the real world, and why?"

The last but not the least, the elements that I particularly liked about the curriculum was
"design thinking" course. It is a compulsory course that everyone needs to get together into a team and propose a solution to a client chosen out of diverse mix from private and public sector.
The course takes almost 8-10 months with your team mates whose age range between early 20s up to 50s. I have written about design thinking before, yet I really liked some of its practices that endorses brainstorming and prototyping. In a way, it is an overall exercise of project management, business/product development, and to some extent, entrepreneurship.


I am not telling here that I covered all elements of SDM in above descriptions, yet I hope it captures the essences of our unique faculty and that many other can know the greatness of it.   


Sunday, September 18, 2011

Back to Top

昨日、Sep/17に大学院での修士論文の中間発表が終わった
 卒業まであと半年を残し、みんな気合いの入ったプレゼンをしている。 内容が多岐に渡り、かなり技術的なので、一人ひとり聞くとそれだけで、かなり脳みそを使う。 こんなのを一日中千本ノックみたいにやっている先生方。。。頭が下がります。 (そして、なぜ、全員に対してそれほど研究の本質的な質問を出来るのですか?) 自分の出番は夕方、最後から二番目。なので、オーディエンスはかなり少なめ。 プレゼンのPPTは、直前までにらめっこして、みんなが発表している間に、Wordにべたうちした台本を何回か読んで、 なるべく自然体で発表できるように心がけた。途中で、オーディエンスの反応を見ると、 なんか皆下向いている。。。(でもここでビビッてはいけない) で、猛烈に喉が渇く。なんか声が出なくなってくる。。。(連日の徹夜のせい?) 最後の方は予定時間を少しオーバーして駆け足で纏めた。

結果、鋭く厳しい質問をいくつか頂いた
 正直、自分が必死になって説明した内容を、ものの数分で あっさりと覆されてしまうと、パニクる。想定問答、足りてないなあ。 今回の研究テーマは、モロに理系のテーマ。 フーリエ変換とか、ウェブレット解析とか、文系の自分にはイマイチ、ピンと来ない単語ではあったが。。。 それも、百戦錬磨の熟練エンジニアでもあられる教授陣から、(もちろん事前に調べとけ、というのはあるけど) 指摘をいただくことで、自分が最終発表に向けて論破すべきポイントが明らかになったということで、プラスに考えようと努めた。 高校から文系に進み、文系まっしぐらで進んできた自分としては、ほんとに勉強になる。。。 そして自分の知的領域が広がる、自分の限界を超える、作業を行っているので、前を向いていられる。 そう、学校関係は、前向いていられるんだよね。。

でも、最近は、仕事関係が絶不調。色々、自分のせいだけじゃなくて、例えば、極端な円高だとか 景気の面もあるんだけど、、、2足のわらじ、というか、学業もやっているおかげで、 バランスを取るのがすごく難しくなってきている。 これは、Time Managementで改善できる部分もあるだろうけど、なかなかこれまで皆に迷惑(?)をかけてきた(?)らしく、 風当たりが強くなってきている。自分としては、最善を常に尽くしてきたつもりだけれども、当然のごとく自分に対してネガティブな感情を持つ 人がいることは容易に想像できるので、この辺りは今後特に気を付けたい部分である。 自分は、他人と自分との境界線というか、自分が他人に許せること=他人が自分に対して許せること、と考える節があった(ある)ので、 その辺りが今後Tの課題。自分の中で、どう主張して、自分の良い部分をアピールするか。

自分は楽観主義者だから、どんな結果であれ、大抵のことはポジティブに受け止めることが出来る。そんな風に考えていたが、実際のところ追い詰められるとかなりチキンであることが分かってきた。内弁慶でもある。ポジティブシンキングというよりは、頭が弱いだけなのかと思うほど。
頭が悪いなりに最大限ポジティブに考えて、出たのが本エントリ・タイトルの、
「これからたぶん、良くなっていく」。
うん、たぶん良くなるよ。


To Do

What's missing? My skill or my will? I am like a chef who doesn't know how to cook. I get the order and interpret the order to something similar to a menu. Then what I would do? nothing? No, I want to participate in cooking activity. That is exactly why I joined the graduate program. A year and a half have passed, I find myself unmoved, unchanged, missed out from all the opportunities, not because of my skill, but my will. I realized now that I have to take initiatives of my life. This is funny because I ended up learning this at an engineering school. No matter what, the days are passing and times are flying away. I got to do what I go to. What I go to do now? I have follow up actions on time series analysis. I have to check out whether wavelet analysis fits to the data, and evaluate whether It should be included in the model. More importantly, I need to CREATE the application! I have a clear image of what I want to create, yet I do not know how.

Wednesday, August 17, 2011

Processing



Finally found a good tool that is capable of what I want.







Visualize the data in a "beautiful" way. 
Artistic way of data exploration. 
A giant step forward!



Saturday, April 23, 2011

第二回中間発表


今日はSDMで、修士論文の中間発表があった。
正直、この何週間か、不安で不安で堪らなかった。
自分の研究である核となる実装に全く手を付けられていなかったのだ。
そんな状態で、どうやって乗り切ればいいのか。
色々考えたが、あえてあまり土俵を変えてお茶を濁そうなどとはせずに、
「(見る人が見れば)何も手を付けられてないのか」とも言われかねないような
発表にせざるを得なかった。結果として、やるべきことが、クリアになった分、
更に自分は追い込まれた、このままじゃ卒業できん。。。笑

というのも、上手くやりきった場合は別として(そして、昨日の発表で成功のクライテリアは更に上がった)
もし逃げに入った場合、すごく不完全燃焼に終わる気がしたのだ。いやそうに違いない。

だから、ゲーム理論でいう、ナッシュ均衡に陥らないように、結果を出していく可能性がある。

おもうに、窮地に追い込まれることによって、
自分というのも、よく分かってくるようにおもう。
良い面も、悪い面も。
とりあえず、振り返っている時間はない。少しずつ手を動かすべし。


Thursday, April 14, 2011

SDM

慶應SDMは最高。
2年間の修士プログラムのうち、既に1年が経ってしまい、
あと残すところ1年を切ってしまったのだが、
激動の1年間を振り返ると、充実した濃い1年だったと思う。

会社に通いながらという制約の中で、
自分がなんとかここまで来たというのは何だか少し誇らしい。

仕事と学業。

どんな小さなことでも、何かを両立することは本当に難しいはずだけど、
たくさんの人の協力のおかげで何とか5合目までたどり着いた。

あと1年。一瞬一瞬を大切に。
震災からの復興など、まだまだ社会としても問題は山積みだが、

最高の場所で過ごす、最高の一年にしたい。


Sunday, April 10, 2011

トリレンマ

2つの命題のなかで板挟みになることをジレンマと呼ぶが、
命題が3つになると、トリレンマという。


トリレンマの有名な状態として、環境問題がある。
これは、「環境問題のトリレンマ」として知られ、

「経済発展、資源・エネルギーの確保、環境の保全
の3つをすべて成立させることは出来ない」

というものである。

自分の研究テーマも、このトリレンマの中にある。

おそらく、ここで必要となってくるのは、トレードオフの概念だろう。

難しいが、あきらめずに最後までやり通したい。

Sunday, April 3, 2011

International Political Economy

Since this semester I am planning to take an "international political economy" course,
I thought I should jot down some of my thoughts beforehand, 
and observe why and how I become aware of the subject and 
where and what I am possibly trying to attain from this subject matter.

First, I majored Philosophy and Religion in my undergrad. 
This was because...of my experience during the stay in U.S.
In 2001, the year 911 occurred, I was in states, 
and literally "experienced" the dynamics of nation 
under the tension, grief, patriotism, and anger...
Growing up in Japan, probably one of most pacific nations on this planet, 
I simply could not believe the people fighting for the belief or their own country 
by putting their lives at risk and by insulting one another just like that.
So I got interested in "belief" that, very indirectly, moves people in certain extent. 
To add, Japan is a very peculiar country in terms of their own belief, that
more than 70% of people consider themselves as "non-religious". 
On the other hand, Japanese people has an international recognition of
being "organized" and "polite". 
So, I studied a lot about these topics while in college. 

Now, why do I want to study "international political economy"?
I think, the area of my interest has expanded. 
Philosophy and religion, yes, the study is very interesting and
challenging. But the most of topics, for me, seemed very personal,
or in other words, individual. mmm, I know this is a too broad generalization...

In short, I felt intuitively that the topic of international political economy may need 
a perspective of me, and the topic will help me to expand my thoughts and understanding
of this world. 

I have just read my first reading assignment, and I feel that the intuition was correct. 
If you are interested in the topic, 
you can find the text Here . 

Thursday, March 31, 2011

Goodbye Storyteller

The subject suggests that the writer is currently being sick of
all exhaustive presentations at final exams.

End of Year
March 31st is the last day of Japanese official calendar.
Most of domestic companies, schools, and other institutions follow this calendar,
in order to move on...with a bit of bitter feeling; lots of goodbyes, and 
not to mention, the tragedy that shook entire nations...
While people in Tohoku area suffered, the people like me who lives in Kanto also
conveys the sentiment of damaged and depressed. 
Usually, March is spring time for Japan and the people would enjoy drinking sake watching
beautiful sakura (cheery blossom) trees. But this year, such an act is considered as
"socially inconsiderate" and we are indirectly being asked to be rather "sober" cherry blossom season.
The discussion grows, as its economical impact becoming significant, yet
at the end of day, we feel that things are getting better little by little at every corner, 
and that is a good relief. 

Nuclear Threats
Everyday media reports every bit of nuclear reactor activities in Fukushima. 
Yes, it is the role of media to report the valuable information to the audience. 
And if anything, especially for things like explosion of nuclear reactor, 
news won't matter. To me, making too much fuss at this stage (if something is wrong with it),
it is too late. We can blame or punish somebody in hell but at this point we should focus on
what we can do to survive...
well, just my personal feeling. 

Next Year's Calendar
This evening I was drawing out my schedule for next Japanese fiscal year. 
It will be very tough and busy as usual, but I am very much looking forward to it.
Especially the classes; I will take "International Political Economy System" and "Communications"
in spring term and "Comparative Political Institutions and Systems Theory" in autumn. 
Additionally, I am willing to take "Foundation of Model-driven Systems Development"
from core intensive program. 

I am very excited about the "IPE System", which requires a lot of reading.
Here is a link to the journal by one of professors. 
And one of required text books. (This course does actually have lots)


Also, I am looking forward to "Comparative Political Institutions and Systems Theory",
a lecture that will be given by Mr.Hjino, a Phd from Cambridge University.
Mr.Hijino's writing suggests that our political system is at stake.
Few posts earlier, I posted the notes by Mr. Iwase notes by Mr. Iwase, who 
also mentioned the demand of redesigning political system. 
I am very interested in this topic, and will keep my eye on it. 

With that, 

I have work, and other daily things. 

Now you know, or you think you know, 
what it is like to be me;)

Sunday, February 27, 2011

Between the Numbers

秋学期の期末試験が終わり、正直たるんでいたこの2−3週間。
ハッキリ言って、自分は燃え尽きていた。
仕事をキャッチアップ(メイクアップ)するのに精一杯で、
肝心の研究にも手が付けられなかった。
挙句の果てには、とんでもない失態。。。

今日は、自分が修士論文を含め、より中長期的にやりたいことを
議論する良い機会となった。昼過ぎくらいまで寝て、十分に英気を養ってから
学校にでかけ、夕方から別々の教授と各1時間ほど、自分がやりたいこと、
疑問におもっていることなどをディスカッションした。
本当に、こういうときに、誰かと話が出来るというのは支えになる。

実際、会社の人に、修士論文で悩んでいますなんて言えないし、
論文の内容もおおっぴらに話すことも出来ないし、あまり業務に密接に関係している
とも言いがたい。

なにより、今は自分が2年近く(立ち上げ時期)から携わってきた
プロジェクトがまさに終焉を迎える時期なので(Go-Liveというやつです。日本語でナンテいうんだっけ?)、業務的にもかなりDemandingになってきているところ。
実際僕を除く他のプロジェクトメンバーのメンツは、毎日、終電近くまで頑張っている。
そんなみんなのなかで、どんどん研究や学業のために仕事を失いながら
(この表現が正しいのかわからないが)
みんなより早く切り上げて研究の構想だったり、タスクをこなすというのは、
精神的にも肉体的にもかなりストレスフルな日々だ。

「最近、忙しそうだね。学業との両立大変そうだけど、体壊さないように気をつけて」

いろんな人にこう言われる。(会社のチャットでも言われた 笑)

あまりフツーではないことなのは分かっている。
結構、無謀なことはわかっている。だが、自分には他のオプションがない。
理論的には上手く説明できないのだが、ただ、「自分が正しい場所に居て、
正しい方向に向かっている」そんな感覚を、このデュアルライフをもってして
初めて感じることが出来るのも確か。どっちにも迷惑をかけている
とは思うが、なんとか良いアウトプットを出すことがせめてもの
報い。


結果で返してやる。

そう。

それがしたかったんだ。

もう、屁理屈はいらない
(でもブログは書き続けるけどw)。

結果で会話しよう。

数字で示そう。

そう思って、Between the Numbersというテーマで修論を書くことにした。
コンセプトはタイトル通り、数字の、数字による、数字のための論文。
細かいことはここでは言えないが、「その数字が戦略を決める」
とか好きな人は、きっと好きになる(ハズ)。

とにかく今の研究室の環境上、数字で会話しないと話にならないので。

自分の今の力を全部だして、最高のものにしてやる。

修論も、一種の作品。モノを作る人間の端くれとして、
自分の生涯のマスターピースを作る意気込みで
残り一年突っ走る。

よし、

気合入れ直し。

なんか久しぶりにやる気出てきたかも。

Sunday, February 13, 2011

Energy and Infrastructure

Yesterday I had a chance to hear talks at college about infrastructure business (water, electricity, etc)
by a Government official who serves for Ministry of Economy, Trade and Industry. 

I am always interested in someone talks and especially from the topic covered 
import/export strategy, which is being discussed elsewhere at this moment. 

It was a 2 hour long session and I cannot recall every piece of it, however, 
I noted down three implications in which I can share with you here. 

1). International Competitiveness

This simply tells that the stigma of "Japan has lost its competitiveness against the rest of world since 
1990s". It is true and we must act now. I think everyone in the room were on same page with this. 

2). Opportunities for the Young Business Elites

Related to the 1). Yet, from cultural/traditional point of view, 
the Young Japanese business elites would less likely to work in international environment 
consisted by multi-national/cultural backgrounds. Being an IT project member, I have a plenty 
of opportunities like this. However, letting the young to manage the projects is not something
that Japanese usually do. In the meantime, I have seen project managers from Singapore, or other
countries. I will practically be assigned to business analyst, and/or project leader. Not formally, a
"project manager". Japan needs to push young business elites (not necessarily be a elite, but
why not start from an elite). 

3). Need for Design Thinking/Systems Engineering Methodologies to Larger Platform

Design thinking (include architects, knowing that I am using the term too loosely)
is an important, or "essential", way to optimize the functionalities/interfaces/components. 
It is based on "systemic thinking". See things as a system. For definition of system, 
you can refer to the book below. 


Now, INCOSE defines a system as not only of mechanical engineering, but as a larger entity. 
Such as "social" systems. 
The items that covered by the talks would sit comfortably with this "application of 
systems engineering in a large entity (i.e. social systems)". 

The steps should be; 
a). Requirement Analysis
b). Concept of Operations
c). Design and Architect
d). Procure/Build
e). Verify and Validate

Note that the terms used may differ by individual cases. 
Each steps are not separated; they are connected. they are reviewed. and they are tested. 
The exit gate of each step is often called "decision gate". 
In my business orientation, it is a management review committee, so-called steering committee. 

Last but not least.
I will be taking extra-PMP(Project Management Professional) course in college, and
hopefully to acquire the certificate within this year. 
My long term goal, is to be a "lazy project manager".


But for now,  I have no choice. 
I am, and will be the busy one. 

Saturday, January 22, 2011

9月11日のこと

2001年9月11日を、私は米国で迎えた。
米国はメリーランド州サルスベリー市郊外の小さな田舎町で
留学先の州立高校に初登校した日だった。

その2日前に、飛行機で東海岸に到着した。

今となっては、話のネタにしかならないが、
その当時はまさに「激動のアメリカ」の渦中にいたようで
本当に混乱していたし、あの時のことは一生忘れないだろう。
特にあと数日フライトの予定日が違っていたかと思うと
今でもぞっとする。逆に、人間の命は、それほど
微妙な線の上に成り立っていることを再認識した。
留学先に東海岸を希望したのは自分だった。
東海岸は、米国の中でも保守的な地域として知られており、
留学先としてメジャーな場所では決してなかった。
それでも、私が東海岸を希望したのは、音楽が好きだったこと。
東海岸は、ニューヨークをはじめ、ジャズや、ヒップホップ、
そしてロックなど、独特なインテリジェントで、どこか筋の通った、
「職人肌」の音楽が多かったように感じ、そのことに強く惹かれた。
そんな背景もあって、留学先には迷わず東海岸を希望した。

ときは過ぎて、2011年1月21日、金曜日、午後7時。
図書館にて一冊の本を手にとった。
日本人外交官(という表現が正しいか分からないが)である筆者が、
ワシントンDCという遠く離れた地から、台湾と中国の関係を描いた書である。
この本を、金曜日の夜に手にとったことで、今日のわたしは
とっても深い闇に転げ落ちていくのだった。



話は、9月11日で始まる。

「わたしはマリオットホテルに滞在していた。このホテルは世界貿易センターの
第三号棟ビルにある。」
との記述にあるように、実際に事件の「当事者」として書かれている、
筆者の口調からはあのときあの場に「居た」ことの恐ろしさが伝わってくる。
それは、地震のマグニチュードのように、震源地に近ければ近いほど、
激しい振動を心と体を揺さぶるのだ。

あの事件のあと、一人留学先で孤独と恐ろしさに日々身を震わせていた自分は
時間の許す限り、他の留学先で同じように生活をしている友人に電話で
話をするようにした。アメリカ国内とはいえ、時差もある中での
会話という「恐怖の緩和剤」は、少しずつ私に現実と向き合う勇気を
与えてくれた。

震源地で、あの振動と残響残るワシントンDCで、
初めてのアメリカ生活で、
ああ、ものすごく辛かったんだろうな、凄い人だな、と
真摯に感じ入ってしまった。
普段の人となりを知っているだけに、余計に。

その方と初めておはなししたのは、今いる大学院の入学キャンプでのこと。
最終日のランチで、宗教学についての会話をネタに私に話かけてくださった。
福沢諭吉に関する授業を受講していたときのこと。
「福沢諭吉の宗教観」というものを聞いてみたのがきっかけだった。

元はといえば、大学ではもっぱら宗教について勉強していた。
だけど、「宗教について勉強していました」って、
人には言いにくい(変な人だと思われるのがヤダ&なんとなく野暮ったい?)
ので、「哲学」について勉強していた、という風に言い換えていた。
(それと、宗教について勉強していた、というと、「神学科ですか」という
質問を受けるので、そしてそれを訂正するのが非常に面倒なので)

話を元に戻そう。
「宗教」について、私が話すのを躊躇っていたのか、
自分の中で、タブーにしてしまっていたのか、
何も悪いことはしていないのに、わたしは、その話題に触れた
筆者に対して、ひどく壁を感じ、心を閉ざした。
自分の悪いくせだ。

自分は、最も自分が頑張ったことを隠す癖がある。
妙に、アーティストぶって、なぞめいた回答をすることがある。

「あいまい戦略」?
いや、意図され、計算されていないものを戦略とは呼ばない。

そんなこんなで、2001年に一度近い場所で同じ経験を共有した
ある一人のエリート官僚と、しがない社会人大学院生は、
およそ十年後に、教員と学生という立場で再び巡りあうのであった。

およそ、なんらかのImplicationがあることを感じつつ、
明日から、「自分は大学(学部)で、『宗教』を学んでいました」って堂々と言おう!
と心に決めたのだった。

−とりあえず、いったん、おわり−

Wednesday, January 5, 2011

応援したくなる要素

ベンチャー企業を立ち上げた方から話を聞く機会が最近あったのですが、
ベンチャーに重要なのは「人としての魅力」、
そして、「人としての魅力」とは、大雑把に言って、
その人(=ビジネス)を「応援したくなるかどうか」
だとおっしゃっていました。

2010年、会社で働きながら大学院で勉強して学んだ
「自分について」の気づいたのですが、
僕には、この「応援したくなる要素」というのが
全くもって欠落しているなあ、と
つくづく思いました。

僕は、頭のキレも良くないですし、器用なわけでも、
気がきくわけでも、ましてやそんなに性格が良いわけでもありません。
壊滅的に悪い部分はない(と信じる)にしろ、
いたって「フツー」なんです。
みなさんは、面白みのない、人間としての魅力を感じられない(それってどういうこと!?)
人と一緒に机を並べて仕事をするのは嫌でしょう。

出来ればスマートで、話が面白くて、適度に気が利いて、
そこそこ性格が良い(昔なぜか、ビジネスの世界で「性格が良い=あの人はイケテナイ」
という話をどこかで聞いたことがあってそれが頭にこびりついています)
そんな人と毎日仕事をしたいはずです。

自分は、そのなかの一つでも、努力してなれたらなあ、と思います。

また、「偉い人って謙虚なんですよ」と
これまた偉い方に言われました。
雲の上の人にそんな風に言われると、自分という本当にちっぽけな存在が
小さなことで一喜一憂している(ていた)のが
馬鹿馬鹿しくなってきますね。
その方は、偉い人を沢山見てきている方でした。
私はここぞとばかりに質問ばかりしてしまって(中にはあとから考えると
失礼かな、と思えるような質問、発言もありました)
本当に申し訳なかったのですが、
何故か勝手にintimacyを感じました。

2011年は、自分の応援したくなる要素、必死で探したいと思います。

Sunday, December 19, 2010

レーガノミクスによるイノベーションの誘発?







学校の授業で、
貨幣や経済政策に関するレポートを提出することになった。
ブログでこんなことを書いてしまうのは、良くないんだろうけど、
考えをまとめるためにも、一度文章化しておきたい。
間違えている箇所もあるかと思うけれど、そのあたりはご教授いただければ幸い。
  • なぜレーガノミクスなのか。
まず、なぜレーガン政権下における税制政策に注目したのかというと、
それはつい先日の民主党による法人税減税に端を発する。これは
レーガン政権下で行われたサプライサイド経済政策を連想させるもの(であってるよね?)
であり、概要は以下4つのポイントにまとめられる(出:ウィキペディア先生)。


  1. 財政支出の大幅削減
  2. 減税
  3. 規制緩和
  4. マネーサプライのコントロール

基本的に、日本が置かれている状況とは、あまり相性が良いとは思えないんだけど、
今朝のテレビ討論で、中央大学教授が、「レーガンの政策が東海岸の古く保守的なビジネス
を引き締め、一方で西海岸ではHPなどといったITによるイノベーションから端を発した
新たな産業が生まれてきた。」と言っていたことだ。

これらのどこが、新たなイノベーションの誘発につながるのだろう?

  • イノベーションの誘発?
ウェブ上でその辺りの関係性を明らかにしてくれるような情報を一日中探していたが、
見つからなかった。思いつきで言っているわけではないと思うので、
なんとかリンクを見つけて、ファイナルレポートに載せこみたい。

ただし、調べてみてわかったことは、抑えておくべき時代背景があるということ。
それは、大きな政府から小さな政府への流れ。
そして、税制に関する累進課税制度の限界。
さらに、ケインジアン(需要サイドの経済)の失墜と、それに伴うインフレ抑制失敗。

レーガン大統領は、もともとハリウッドスターから大統領になった異色の人間で、
それが故に、政策に対する理解度などに関して疑問視する声も多かった(そのあたりは
現在のサラ・ペイリン共和党副大統領候補に通じるものがあるのかも)。

様々な資料を読むと、レーガノミクスに関する評価は真っ二つに分かれている
ところが興味深い。当然、政治的立場がリベラルか保守かという観点でも
フィルタリングがかかり、とても面白い。以下、80年代初頭、政策発表直後の
ミルトン、フリードマン対ポール・サミュエルソンの議論を転載。


〇「経済再建プログラム」の評価は? フリードマン:連邦支出削滅の詳細かつ包括的計画を高く評価する。 サミュエルソン:福祉国家を求める流れに訣別する試みであり、1920年代の不平等の 復活でインフレ問題は解決できない。
財政の均衡化は可能か? フリードマン:提案されているのは税収のカットではなく、税率の引き下げであり、 これは税収の伸びを鈍化させるだけである。歳出はより低いペースの伸ひである。規 制緩和や安定的な通貨供給により経済が活発化し、財政にプラスに働く。 サミュエルソン:「税率は引き下げるが、歳出は削減しなくてよい」とは、ラッ ファーはインチキである。非国防関係支出の大幅カットにより、予算収支をバランス させても、次に景気後退をもたらすだけだ。
連邦支出の削減は公正か? フリードマン:貧しい人々の利益を考慮している。 サミュエルソン:とても公正とは言えない。
〇減税は公正か? フリードマン:減税効果は広く行き渡る。公正の判断は客観的なものでない。 サミュエルソン:中流階層底辺以下の人々にとって公正でない。



結果として、レーガン政権が終わる頃には大幅は財政赤字を抱えていたとのこと。
政治的には意見が分かれるところだが、経済的にはお世辞にも褒められたものではなかったのではないだろうか。

  • ラッファー曲線
ラッファー曲線とは、下図のような税率0−100%で見たときの税収の最適値を求める
曲線である。ただし、非常にシンプルなため、これだけでは一概に
良し悪しを断言するのは難しい。レーガノミクスについてよく語られる。


  • 簡単なまとめ

日本にお金が無いというのは部分的な話であり、企業も、203兆円と呼ばれる
眠れる資産の使い道を必死に探しているに違いない、と考えているがどうなのだろう。
ひいては、1500兆円にもなる個人の貯蓄資産は、今後どのような道を辿るんだろう。

経済や金融に関して私はシロウトだが、経済や金融を通してみると、
いろいろと世の中のことが分かり始めてくる「感じ」がしている
(まだ全然わかっていないので、断言できないのが悔しい)。

自分の研究テーマで、イノベーションを誘発するような税政策(そんな夢のような
政策があれば)ぜひ勉強したいと考えているのでこれからも要チェック!

Friday, December 17, 2010

カルロス・ゴーンとマネジメントを語る


「カルロス・ゴーンとマネジメントを語ろう」という会に参加してきた。
初めて間近で見る、日産の最高経営責任者、カルロス・ゴーン。

いや、実際には、数年前、私が働いていたレストランによく来ていたので
何度も見ていた。
ただし、レストランに来ていたときは完全に「父親」だったので
「ビジネスマン」、「経営者」としての氏を拝見したのは初めてだった。

そんな少しノスタルジックな思いと、ワクワクする気持ちを抱えながら講演を聞いた。

とにかく、徹底してシンプル。
無駄な言葉はなく、一つ一つの単語が脳内に粘着する。その粘着力がスゴイ(なんのこっちゃ)。
講演も手短に、これはモノローグではなく、ダイアローグだと言う。

オーディエンスからの質問。

その中には、
日本が世界に誇る企業ブランドを今後どのように維持していくのか、
といった質問や、
就任から今までの苦難や挑戦をどのように乗り越えて来たのかなどがあった。


もちろん、何千回とそのような質問には答えてきているのだろう、
ゴーン氏は一つ一つ丁寧に、且つ冗長になることなく答えていた。



個人的にもっとも印象的だったのは、家族との時間と仕事の両立に関しての回答。

「一つ悪い知らせがある。それは、(家庭と仕事との両立は)とても難しい、ということ。
そして一つ良い知らせがある。それは、(両立が)とても難しいが故に、
あなたをビジネスマンとして、父親として、より良くしてくれるということだ。

この二つの両立はとても難しい。但し、それは不可能ではない。
そして、その難しさ故に、また、それは不可能ではないが故に、
あなたはよりプロフェッショナルになり、より家庭的になることが出来る」

この発言を聞いて、「経営者を知るためには、その奥さんや家庭を見るといい」
と誰かが言っていたのを思い出した。
そう、本物のプロフェッショナルは、家庭的なのだ。

最も、彼の言葉には結果を出してきたからこその説得力がある。
だからこそ、シンプルな言葉に重みが生まれる。

「若い頃、アメリカでよくプレゼンをしたが、オーディエンスの中には
眠っている人もいた。知り合いに聞いても、『良かったよ』というばかりで
何が悪いのか全くわからなかった。しかし辛抱強く聞いてみると、
『君のプレゼンは良かったよ。でも…』
この『でも』が聞けるようになってくる。

『文章が長すぎて難しかった』だとか
『面白くなかった』だとか
『単調だった』だとか。

ひとつひとつを改善するのは用意ではない。
ただし、時間をかけてじっくりと取り組めばかならず効果がでる。」

「超」一流と呼ばれ、結果を出しているビジネスマンですら
そのような時期があったのかと思うと、自分がいかにレベルの低い、
志のない、小さな視点で物事を常日頃見ているのか、と
自責の念にすらかられてしまう。

SDMに入ってから研究科長に言われたことを思い出した。
「どんなトピックでもいい。30分なり一時間なり、時間を
与えられたら『話せる』人間になってほしい」

個人的には、日本語でも英語でもできるようにしたい。

僕は、日本に足りないのは「魅せる(見せる)」技術だと思う。
それは日本の文化などに見られる「ワビサビ」のような技術を、
欧米をはじめとする諸外国の求めるテンプレートに載せ込み、
コンテンツを「翻訳」する作業だと思うのだ。

ゴーン氏の講演内容からの最も大事なTake Awayは、

「それはとても難しい。ただし、不可能ではない。
そして、それはとても難しいので、
さらには、不可能ではないので、
それに挑戦することは、あなたをより良くする。」

もちろん、ひとりの力で達成できる事と出来ないことがある。
ひとりが達成できない事をやるのが、「カンパニー」であり、
「カンパニー」は「ビジョン」でマネージできる。
「ビジョン」がなければマネジメントは成り立たない。
「ビジョン」を共有できなければ、「カンパニー」である必要はない。
「ビジョン」を「カンパニー」と共有するために、
十分な説明をし、議論をし、お互いが歩みよって、「ゴール」が設定される。

そんなことを森羅万象の如く考えてしまった金曜の夜だった。



システムアーキテクチャ

Jane Rashimi教授によるシステムアーキテクチャの集中講義に参加。
朝職場でメールチェック、アクションアイテムの確認をクイックに済ませてから、日吉へ。
9:15〜9:30ころ着けばいいやと思っていたら、既に授業は始まっている。
そんな状態を3日間も繰り返してしまった。反省。
(後から聞いたら開始は9時だったそう。遅れてきたのにガツガツ前のめりで発言してしまって申し訳無かった。後半のシステムインテグレーションではちゃんと時間とおりに着いて挽回したい)



































内容は、まさにソフトウェアアーキテクチャ構築(一応名目上”システム”ってなっているけど)なので、個人的には非常に分かりやすかった。だけど、教授曰く
「participationを評価の対象に入れる」らしいから、本当に厳しい状況となってしまった。
(おそらく遅れて来たのでかなり印象悪い+的外れな発言多数=印象最悪)

加えてテスト。
やり直したい。。。

自分の理解力だけではなく、授業をファシリテートするスキルも必要なんだなと再認識。
残りの2日間で最善を尽くす事だけを考えよう。

エコノミストのエッセイにしろ、今回の集中講義にしろ、
自分でもっとしっかり出来たかもしれないことは本当にたくさんあった。
だけど、後ろを振り返っても何も無いし、何も生まれない。
とにかく、前を向いて、動く。

Monday, December 13, 2010

Finding Problems















久々の更新。
本当にいろいろあって、全てをここで書ききることは出来ないけど、
忙しくて充実した日々を過ごしていました。

特に、自分がSDMに来ようと思ったきっかけである=大学院に行こう、と思ったきっかけ
になった、岩瀬大輔さんに、主催した金融シンポジウムにて講演とパネルディスカッション、
そして懇親会まで参加していただいて、とてもうれしかったし、忘れられない思い出になりました。

そもそも、なぜ岩瀬大輔さん→SDMなの?とうのは、
たまたまぶらっと立ち寄った本屋で、MBA留学でもするかな、なんてGMAT関連の書籍
があるコーナーに行ったところ、岩瀬さんの書かれた「ハーバード留学記」が
置かれていたのでした。何気なく手に取って読んでみると、止まらなくなり、そのまま
レジに直行。その日のうちに読み終えて、「あー、猛烈に勉強したい」と決心したのでした。

もともと学部時代は、英語で授業を行っていたので、海外の大学院も考えていたのですが
やはりボトルネックは金銭面でした。それほど真面目に生きてこなかったので、、、
というと、誤解を招きそうですが、とにかく、自分が金銭的に許容出来る範囲で
もっとも機会費用の効率が良さそうなのがSDMでした。

国内であること、働きながら続けられること、などを前提にフィルタリングしていくと、
与えられたオプションの中で、SDMは最も魅力的でした。
一橋のICSなども考え、GMATの勉強もし始めたりしたのですが、
竹内教授などがICSを離れるなどの話を聞いたり、実際に説明会に行ったりして、
教授や在学生と話をした感触では、自分が学部時代にいた比較文化学部の雰囲気に
とても近いのかな、と思いました。また、MBAという学位がコモディティ化されている
というような話もちらほら耳にしたりしていたので、逆説的に「SDMって、出来たばかりで
具体的に何をやるのか、正直良く分からないけど、その分面白そうだな」と
思うようになりました。MBAについては、いろいろな本を読んだり、お話を聞いたりして
授業でどんなことをやるのか大体検討はついていました。もちろん、授業の内容は
年々進化しているでしょうし、人から聞いた話と実際に経験するのでは
雲泥の差があります。ただ、個人的に「あまのじゃく」というか、「アンチ主流」というか
「へそ曲がり」というか、人がやらない事をやりたがったりする面があるので、
そういう自分には、出来たばかりの大学院は非常に魅力的でした。

システムデザインマネジメントというと、直訳すると、
仕組み+設計+管理(本当に乱暴な翻訳)ですが
まさに、自分のクリエイティビティを活かすために、こうした仕組みを「作る」側に
いたいという思いが強かったんでしょう。

入ってからは、もちろん全てがパーフェクトな訳では決して無く、
本当に毎日が困難続きですが、なんとか今日までやってきています。
最近は、年の瀬ということもあり、本当に、本当に、本当に、忙しくて、
仕事や課題=困難に、追われる毎日を送っていました。

だけど、これって、機会費用の損出ですよね。
いつか、スタンフォードから来ていたリサーチャーの方と雑談していたときに、
"Finding the Right Answer"よりも、
"Finding Problems"だよね、みたいな話をしたのが印象に残っています。
"Right Answer"は往々にして変化するけど、"Finding Problems = Constantly Looking"は、
Attitude=姿勢であり、継続して改善(カイゼン)して行く感じがして気に入っていました。
こうした気持ちの持ちよう一つでも、何か変わるものがあるのではないかと思っています。

さて、岩瀬さんがライフネットを立ち上げてからの話をアゴラにアップしています。
そのなかで、最後の章がとても感動的だったので、勝手に転載します。
原文はこちら→http://agora-web.jp/archives/1125791.html

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小さな石を投げ込む

私がライフネット生命の起業を通じて実現したいと考えることは、いくつもある。

シンプルで合理的な保険商品を世に送り出し、生命保険の仕組みや構造について積極的に情報提供することで、一人一人が自分のお金について能動的に考えて行動するようになり、年間40兆円という生命保険料の流れを適正化し、ひいては1400兆の個人金融資産の流れを変えることで、日本経済に活力をもたらすこと。

医療・年金という社会保障の一翼を担う民間保険会社として、人口構造の変化に対応した新しいソリューションを考えて行くこと。

60代と30代がパートナーシップを組み、大企業の後ろを循を得て新たなベンチャー企業を起こし、ベテランの知恵と若手の創造性を組み合わせることで、新しいスタイルの起業の在り方を世に示すこと。

日本発で世界でも競争力を持つ金融機関を作り、国際的にも日本のプレゼンスを高める一助となること。

開業して2年半、準備期間も入れると4年になるが、これらの目的のどこまで実現できただろうか?残念ながら、まだ小さな一歩を踏み出したに過ぎない。しかし、それは同時に、力強く踏み出した一歩でもある。

少しずつではあるが、「ネット生保」という新しい生命保険の加入方法が、市民権を得つつある。それは従来のように売り手に言われるがままに受け入れるのではなく、自らの手によって自身の人生のあり方、必要となる保障の内容について真剣に考えることを余儀なくされる。考えてみれば、それが本来あるべき姿ではないだろうか?

我々は業界の中で見れば小さな存在に過ぎないが、世に無かった新しい選択肢を提供したことで、消費者自身で生命保険を選ぶ幅が広がった。業界他社にも少なからずその影響は及び始めたように感じる。シンプルで低廉な保険料の商品設計。分かり易さを追求した情報提供の姿勢。そして、自社の販売モデルへのインターネットの活用。もちろん、いずれも各社内で長らく検討されてきたテーマであり、ライフネット生命が世に登場するか否かを問わず実現されていた可能性が高いが、我々が生命保険業界という池の中に投げ込んだ小さな石によって波紋が広がり、その流れを加速させたところがあると信じたい。



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自分がやりたいことも、日本経済なり、日本社会なりをシステムとして俯瞰した上で
自分がより良いと信じる経済や社会や生活の為に、最も効率よくアプローチすること、
乱暴に「要約」するとそんな言葉に変換出来るのでは、と思います。

Friday, November 26, 2010

12/4 特別シンポジウム

僕は、何をするにも、真似から始める。
真似からしか何かを出来ない。
・・・
というか、真似すら出来ない。

真似しようとしても出来ない、「達人」の技がある。

岩瀬大輔氏のお話もその一つだと思う。
プレゼンテーションスキル、ストーリー、歯切れの良い口調。
極めつけは、これらが全てホントに起きた話だということ。