Sunday, February 20, 2011

デジタル/アナログ

感情がなくなることは怖い

感情のない感覚。エモーショレスというか、
クールというか。冷めた目線。アパシー。
自分でもこういう瞬間がないわけではないが、
そういうとき、自分でもゾッとするようなことを考えていたり
口走ったりしていることが多い気がする。


ポジティブな感情でも、ネガティブな感情でも、
フィーリングがあることは、とても重要。
別に人に好かれなくたっていいじゃん。
もちろん、人は重要だけど、自分のフィーリングとどっちが大事なの?
なんて、冒頭から意味不明にキレてみる。

「デジタルな人」と「アナログな人」が
いるんだな、と感じることが多くて、
そんなことをふと考えてしまった。

デジタルな人は、コンピューターみたいに、情報を1か0でした
処理を出来ない人。
アナログな人は、1か0かの情報に対して、感情移入出来る人。
ただ完璧にどちらかに振り切っている人は少なくて、
そのときの状態によって、どっちかになっているよね、という感じでしょうか。

インターネットが一般に普及して、
自分も割とデジタルな環境に日頃いるが、
なんか定型的なやりとりばかりをしていると
自分が「温もり」を持たないどんどんデジタルな人間になっていく
ように感じる時がある。

一方で、周りの凄い方々を拝見すると、
超多忙にもかかわらず、きちんと人と人とのコミュニケーションを大事にされている
方々が多いのに驚かされる。

自分なんて、何にも出来やしないのに、一人でテンパって
ショートしてたな、などと反省もしつつ。

先日、チェスの世界チャンピオンにコンピューターが勝つという
ニュースを見た。

SFではないが、未来の人間はコンピューターにプログラミングされている
かもしれない

ただし、そうなったとしても、人間の「フィーリング」を消し去ることはできないだろう。

閑話休題。

全然話は変わるが、

最近、日本の未来について考えることが多い。
やはり、国を元気にするのは「民」の力。
そう考えると、「イノベーション」にコミットしているアメリカは本当に凄いと思う。

企業単位で注目すると、やっぱりインテルは凄い(↓)。

アップルもマイクロソフトもグーグルもフェイスブックも凄いけど、
みんな「天才」の会社なんだよね。

やはりインテルの方が、Establishedな感じ。
インテルのような組織だった企業の方が日本とのフィットは高いと思う。



日本の企業と首相がこのような会を設けることは可能だろうか。
日本でこのような会が起きるとしたら、どこの会社だろうか。



以前こんなことを耳にした。
「昔は日本の企業も、とにかく『自社で社員を育てる』という気概があった。」
それが今では、労働力の安いアジアの他の地域に正社員のポストを取られてしまっている。

インテルの教育への取組、コミットメントを見れば
日本が今後取り組むべき課題が見えてくるはず。

20年前、日本の国際競争力は1位だといわれていた。
今は、、、

日本の国際競争力を高めるためには、「民」が頑張るしかない。
民間の企業が、積極的な投資を行うような環境をつくらなければいけない。
魅力的な環境を継続的に作り出すために。