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Monday, July 4, 2011

CSR

Survey on CSR: "Everyone please take the survey!"

It is about Apple, Intel, IBM, Hitachi, Nokia and Samsung...





and here are the sneak view of results!



For those who have participated, very big thanks!!!!!

Sunday, February 20, 2011

デジタル/アナログ

感情がなくなることは怖い

感情のない感覚。エモーショレスというか、
クールというか。冷めた目線。アパシー。
自分でもこういう瞬間がないわけではないが、
そういうとき、自分でもゾッとするようなことを考えていたり
口走ったりしていることが多い気がする。


ポジティブな感情でも、ネガティブな感情でも、
フィーリングがあることは、とても重要。
別に人に好かれなくたっていいじゃん。
もちろん、人は重要だけど、自分のフィーリングとどっちが大事なの?
なんて、冒頭から意味不明にキレてみる。

「デジタルな人」と「アナログな人」が
いるんだな、と感じることが多くて、
そんなことをふと考えてしまった。

デジタルな人は、コンピューターみたいに、情報を1か0でした
処理を出来ない人。
アナログな人は、1か0かの情報に対して、感情移入出来る人。
ただ完璧にどちらかに振り切っている人は少なくて、
そのときの状態によって、どっちかになっているよね、という感じでしょうか。

インターネットが一般に普及して、
自分も割とデジタルな環境に日頃いるが、
なんか定型的なやりとりばかりをしていると
自分が「温もり」を持たないどんどんデジタルな人間になっていく
ように感じる時がある。

一方で、周りの凄い方々を拝見すると、
超多忙にもかかわらず、きちんと人と人とのコミュニケーションを大事にされている
方々が多いのに驚かされる。

自分なんて、何にも出来やしないのに、一人でテンパって
ショートしてたな、などと反省もしつつ。

先日、チェスの世界チャンピオンにコンピューターが勝つという
ニュースを見た。

SFではないが、未来の人間はコンピューターにプログラミングされている
かもしれない

ただし、そうなったとしても、人間の「フィーリング」を消し去ることはできないだろう。

閑話休題。

全然話は変わるが、

最近、日本の未来について考えることが多い。
やはり、国を元気にするのは「民」の力。
そう考えると、「イノベーション」にコミットしているアメリカは本当に凄いと思う。

企業単位で注目すると、やっぱりインテルは凄い(↓)。

アップルもマイクロソフトもグーグルもフェイスブックも凄いけど、
みんな「天才」の会社なんだよね。

やはりインテルの方が、Establishedな感じ。
インテルのような組織だった企業の方が日本とのフィットは高いと思う。



日本の企業と首相がこのような会を設けることは可能だろうか。
日本でこのような会が起きるとしたら、どこの会社だろうか。



以前こんなことを耳にした。
「昔は日本の企業も、とにかく『自社で社員を育てる』という気概があった。」
それが今では、労働力の安いアジアの他の地域に正社員のポストを取られてしまっている。

インテルの教育への取組、コミットメントを見れば
日本が今後取り組むべき課題が見えてくるはず。

20年前、日本の国際競争力は1位だといわれていた。
今は、、、

日本の国際競争力を高めるためには、「民」が頑張るしかない。
民間の企業が、積極的な投資を行うような環境をつくらなければいけない。
魅力的な環境を継続的に作り出すために。

Wednesday, February 9, 2011

ストーリーとしての競争戦略

遅ればせながら、楠木建著「ストーリーとしての競争戦略」を読みました。
とても分り易くて良いと思ったので、下記に備忘録がてら感想を記します。

まず、「優れた戦略」をつくるために。。。

数字とファクトをしっかりと押さえてロジックを組み立てます。
そしたら、ロジックを組み立ててストーリーを構築します。
これが、「ストーリーとしての競争戦略」で言われているキモだと理解しました。

「クリティカル・コア」、「コンセプト」、「ロジック」… これらは全て戦略ストーリーというシステムの一つだと考えます。しかし、面白いのは、全てが「合理的」である必要性はあまりないということ。「合理的」であるということは、即ち「想定内」を意味し、競争優位性が低いということなのです。

では競争優位性とは何処から来るのでしょう?それは、ハタからみるとやや非合理だが、仕組みの内側から見ると不思議と合理的である、そんな「意外性」から来るものです。

外味の意外性と、中味の合理性にギャップがある方が良い。
ギャップがある程、ライバルたちは出遅れる。

戦略とは、実際に、「誰がどのようにして何が勝手に」と言った風に、PowerPointのスライドの静止画ではなく、生身の人間が繰り広げる「動画」。動画には、「オチ」がないとダメです。

ただ出だしから「オチ」が思い付かない場合もあるでしょう。四コマ漫画の作家に聞いてみても面白いかもしれません。書いてるうちにストーリーも変わってくる。ただ重要なのは、物語の柱=クリティカル・コアがしっかりしていないと、ストーリーもオチない。その為にファクトとロジックがあります。

以上、僭越ながら「ストーリーとしての競争戦略」の読者感想文でした。
ちなみに、本にはこれの20倍くらい凄いことが、1000倍分かりやすく書いてあります。
また、実例も豊富で素晴らしい。個人的には2011年、最初のヒットです。